花器の存在感を楽しむ個性的な花瓶で
空間をデザインするように飾る
服を組み合わせるように花器と花で遊ぶ
人気のアンティークや作家もの、ガラスや陶器、一輪挿しや大型の花器。個性的な花器を使ってみたいけれど、花器の存在感と花のバランスをどうとれば、花器とお花の両方の良さを引き出せる……? フラワーショップ『duft(ドゥフト)』の若井ちえみさんにそのコツを教えていただいた。
「花瓶と花を同系色でまとめてもよいですし、反対色を使ってお互いの色をひきたたせるのも楽しいと思います。
服を選ぶ時のように直感で好きなものを選んでみてください。コーディネイトを試すうちに自分の好きな組み合わせがわかってくるように、花瓶とお花もだんだんと好みが見えてくると思います。まずは自由に自分の好みを探ってみてください」
「花瓶と花を同系色でまとめてもよいですし、反対色を使ってお互いの色をひきたたせるのも楽しいと思います。
服を選ぶ時のように直感で好きなものを選んでみてください。コーディネイトを試すうちに自分の好きな組み合わせがわかってくるように、花瓶とお花もだんだんと好みが見えてくると思います。まずは自由に自分の好みを探ってみてください」
『duft』にある素敵な一点ものの花器は販売もしている。
「お花を生けなくても、飾っておくだけでアートのように楽しめます」
口の広い花器は口周りをカバーして飾る
口の広い花器は、たくさんの花を生けないと寂しく見えてしまいがち。
「口元になにかあるだけでスカスカに見えません。短く切るのは怖いかもしれませんが、花瓶の高さに合わせて少しづつ切ってみてください」」。
「口元になにかあるだけでスカスカに見えません。短く切るのは怖いかもしれませんが、花瓶の高さに合わせて少しづつ切ってみてください」」。
バランスを大きく崩して楽しむ
個性的な花器でお花を生けるなら、一輪挿しからスタートするのがオススメだ。
「花瓶の高さと花の高さのバランスをとりながら、まずは一輪生けてみてください」
「花瓶の高さと花の高さのバランスをとりながら、まずは一輪生けてみてください」
今回は応用編。一輪挿しに2輪飾っていただいた。
「アリアムのすっと伸びた茎のおもしろさを生かして、大きくバランスを崩して飾ってみました。
動きや抜け感、花と花器で構成する空間を意識して飾ってみてください」
花の自然な動きを尊重し、一種類を生ける
「意外と一種類の花だけを買って帰られるお客様は少ないのですが、敢えて一種類の花材だけで生けるのもオススメです」。
今回はクレマチスだけを生けていただいた。
「生ける時、ついお花を正面に向けようとしがちなのですが、植物の自然な動きを生かして、遊ばせてみてください。お花が下に垂れているのも素敵です」