たまプラーザの料理教室 大空間に、食を楽しむ気持ちを詰め込んで  料理教室ができる物件を探す

たまプラーザの料理教室大空間に、食を楽しむ気持ちを詰め込んで

料理教室ができる物件を探す

料理家のCitronヨーコさんは、たまプラーザのマンションで料理教室「Petit Citron」を主宰し、今年で10年目を迎える。
「自宅に生徒さんを招いて料理教室を開催しようと決めていたので、広くて開放的なダイニングスペースがある物件を選びました」
 

料理教室の舞台となるLDKに足を踏み入れると、そこは大きな窓からふんだんに光が入る28畳の空間。大きな作業台や6人がけのダイニングテーブルを置いても、まだまだゆとりがある。
「入居時に間取りをカスタムできたのですが、この空間をふた部屋に分ける方が大多数なのだそうです。でも、生徒さんもゆったりつくろいでくださるし、思い切った大空間にしてよかったと思っています」

LDKへの扉を開けると、23畳の大空間が広がる。窓の外にはゆったりとしたテラスが続く。

LDKへの扉を開けると、28畳の大空間が広がる。窓の外にはゆったりとしたテラスが続く。

リビング側からダイニング・キッチンを見る。ダイニングテーブルは新婚時から長く愛用。「この住まいに合わせ、ガラス天板を大きいものに取り替えました」。

リビング側からダイニング・キッチンを見る。ダイニングテーブルは新婚時から長く愛用。「この住まいに合わせ、ガラス天板を大きいものに取り替えました」。

キッチンからリビング側を見る。ソファの後ろには収納を造り付け、どんどん増えるテーブルウエアをしまってある。

キッチンからリビング側を見る。ソファの後ろには収納を造り付け、どんどん増えるテーブルウエアをしまってある。

シンプルな空間にお気に入りをプラス

お料理のテーマに合わせて、テーブルクロスやお花、テーブルウエアを毎回コーディネートするというCitronヨーコさん。
「どんなテイストでも引き立ててくれるように、白を基調にしたシンプルなインテリアを心がけました」と、食を楽しむ空間づくりへの想いを話す。
 

また、ご夫婦そろって「気に入ったものを大切に使い続けるのが好き」で、ダイニングテーブル、食器棚、ペンダントライトなどは、新婚時から愛用しているそうだ。
「家具って、置いてある空間が変わると不思議と新鮮に見えるんです。その発見も楽しいものですよ」。
 
そんな白い空間の一角には、イエローの壁紙を貼った箇所が。よく見ると、飾られた絵画や食器棚の扉にもイエローが使われている。「私はレモンが大好きで、テーマカラーがイエローなんです。ですから、シンプルな空間にレモンを一絞りするように、イエローをちりばめました」。ちなみに、料理教室名の「Petit Citron」も、フランス語で「小さなレモン」の意味だという。

リビングスペースには、空間を圧迫しないローテーブルと白いソファをチョイス。絵画は田上允克氏の作品。「六本木のIDEEで開催された個展に行って、夫婦揃って一目惚れしました」。

リビングスペースには、空間を圧迫しないローテーブルと白いソファをチョイス。絵画は田上允克氏の作品。「六本木のIDEEで開催された個展に行って、夫婦揃って一目惚れしました」。

リビング側の壁の一部をテーマカラーのイエローに。ご主人がDIYで壁紙を貼ってくれたという。

リビング側の壁の一部をテーマカラーのイエローに。ご主人がDIYで壁紙を貼ってくれたという。

キッチンを見守る数字の3。「どんな意味なの?ってよく聞かれますが、特に意味はないんです(笑)」。

キッチンを見守る数字の3。「どんな意味なの?ってよく聞かれますが、特に意味はないんです(笑)」。

春の花が飾られた花瓶にも、数字の3が隠れていた。

春の花が飾られた花瓶にも、数字の3が隠れていた。

以前の住まいからずっと愛用している食器棚はCIBONEで購入。ご主人が扉の裏にレモンイエローのフィルムを貼ってくれたのだそう。

以前の住まいからずっと愛用している食器棚はCIBONEで購入。ご主人が扉の裏にレモンイエローのフィルムを貼ってくれたのだそう。

テラスでは、料理に使うさまざまなハーブを育てている。

テラスでは、料理に使うさまざまなハーブを育てている。

身近な食材でレストランの美味しさを

Citronヨーコさんの料理家人生の原点は、実家のお母さまと台所で過ごした時間。丁寧に食事をつくる姿を見て、自然と料理好きになったという。結婚して自宅で友人を料理でもてなすようになると、「料理を教えて!」と絶賛され、料理教室を開くことを考えるようになった。
 

「本気で料理を学ぼう」と決意したCitronヨーコさんは、あざみ野うかい亭で修業。さらにプロのシェフに混じってFFCC(フランス料理文化センター)で学んだのち、フランス料理留学まで果たす。
「やると決めたらとことんのめり込むタイプなんです(笑)。留学中はルーアンの2つ星レストランのキッチンで働き、一流の技を知りました。料理の世界は知れば知るほど奥深くて、のめり込みました」。

家庭料理の真心と一流店の調理技術を携えて、料理教室を開催しているCitronヨーコさん。「梅干し」や「肉じゃが」から「おもてなしフレンチ」まで、幅広いレシピを教えるレッスンは大盛況で、10年間ずっと通っている生徒さんもいるという。
「生徒さんには、料理をどんどん好きになって欲しい。身近な食材でつくりやすく、をモットーに、もっと美味しくするための包丁使いや加熱のタイミングなどもお伝えしています」。
 
ヨーコさんが料理への情熱を込めたこの住まいは、さまざまな家庭の美味しい時間をつくっている。

調理道具やスパイスが使い勝手よく並べられたキッチン。

調理道具やスパイスが使い勝手よく並べられたキッチン。

カウンター下の棚はご主人のお手製。トースターは引き出せるようにした。

カウンター下の棚はご主人のお手製。トースターは引き出せるようにした。

セミドライトマトのオーブン焼き、大豆のマリネなどの便利な常備菜で、パパッとサラダをつくる。

セミドライトマトのオーブン焼き、大豆のマリネなどの便利な常備菜で、パパッとサラダをつくる。。

テーブルコーディネートの仕上げに、その日の料理に使ったフレッシュハーブを散らすのがCitronヨーコさん流。

テーブルコーディネートの仕上げに、その日の料理に使ったフレッシュハーブを散らすのがCitronヨーコさん流。

190422sit-012「将来の夢は梅干し名人のおばあちゃん」と話す、親しみやすい人柄のCitronヨーコさん。

「将来の夢は梅干し名人のおばあちゃん」と話す、親しみやすい人柄のCitronヨーコさん。

Citoronヨーコさんの著書『いつもの食材で喜ばれるスペシャル・レシピ–予約が取れない料理教室「Petit Citron」の新定番メニュー』(SBクリエイティブ、2014)

Citoronヨーコさんの著書『いつもの食材で喜ばれるスペシャル・レシピ–予約が取れない料理教室「Petit Citron」の新定番メニュー』(SBクリエイティブ、2014)

料理教室「Petit Citron」


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