
人を招く部屋ゲストに喜んでもらえる
空間を作りたい
チョークボードアートを飾る
平日はIT企業に勤務し、週末はチョークボードアーティストとして活動している井澤卓さんは、ひとり暮らしにはたっぷりとした広さの90㎡のお宅に住む。
「人と人とが出会う場所を作りたかったので、あえて大きな家に住んでいます。誰かに喜んでもらえる空間を作るのが好きなんです」
祐天寺駅から徒歩数分の便利な場所ということもあり、ひっきりなしに来客がある。
チョークボードアーティストとしてユニットを組む相方とシェアハウスをしていた時期もあるそうだ。
「お互い昼間はそれぞれ別の仕事をしているので、同じ家に住んだほうが制作時間を確保できたからです」

井澤さんのチョークアートを始め、様々なアーティストの作品が飾られている。

大きな作品は立てかけたボードに描くが、小さなものは膝の上や、机に置いて描くこともあるのだそう。

エントランスには巨大なチョークボードを飾っている。

現在、サインペインティング(特殊な塗料でフリーハンドでデザインされた文字を描く技法)やレタリングの練習中なのだとか。様々な書体の文字が壁に貼られている。

玄関には小さなチョークボードとサインペインティングがドライフラワーと共に。
ゲストに感動を与える空間を作りたい
来客専用のゲストルームも備える。
「HOTELの経営をするのが夢。トライアル的にゲストを家に招いています」
ポートランドの〈ACE HOTEL〉にインスパイアされたインテリア。チョークアートを始めたのも〈ACE HOTEL〉に影響を受けたからだそう。
「海外に行った際は、空間作りの勉強になりそうなところに宿泊しています。
ニュージーランドのAirB&B、〈Character Rooftop Conservatory〉にはほんとうに感動しました。ここに滞在した経験がきっかけとなり、僕も来た人に喜んでもらえるような空間を作りたいと思ったんです」
「HOTELの経営をするのが夢。トライアル的にゲストを家に招いています」
ポートランドの〈ACE HOTEL〉にインスパイアされたインテリア。チョークアートを始めたのも〈ACE HOTEL〉に影響を受けたからだそう。
「海外に行った際は、空間作りの勉強になりそうなところに宿泊しています。
ニュージーランドのAirB&B、〈Character Rooftop Conservatory〉にはほんとうに感動しました。ここに滞在した経験がきっかけとなり、僕も来た人に喜んでもらえるような空間を作りたいと思ったんです」

ゲストルームのベッドは、IKEAで買ったものにBRIWAXで色を塗り、古材のような雰囲気に仕上げた。

現在リビングの横のスペースには友人が居候中。

ゲストルームのデスク。額装されたポスターなどを机の上に並べ、客人がホッとできるあたたかなコーナーになっている。

こちらは井澤さんの机。仕事から帰るとここでサインペインティングやレタリングの練習しているそう。英語の勉強も毎日3時間!
海外と日本をつなげたい
井澤さんが部屋に招くゲストには、外国人も多いのだそう。
「ゲストを招くのは英語を話すのも目的のひとつだったりします。ネイティブスピーカーのレベルが目標なので、今も1日3時間程度勉強を続けています。海外と日本をつなげる場所を作ることができればと思っています」
井澤さんのお宅には、友人のアーティストが手がけた作品が多く飾られている。
「作品をゲストが楽しむことで、うまく拡散できればと思っています」

文字と写真で構成されたボードは知人のアーティストの作品。

手前が『カリモク』、奥が『TRUCK furniture』のソファ。このスペースに客人が集まってくるのだそう。
