ライフオーガナイザー®の快適ライフPart1大家族も余裕で暮らせる
キッチンまわりのシステム創り
4人目のお子さんが生まれたのをきっかけに、整理収納を本気で考えるようになったというライフオーガナイザー®の森下敦子さん。
「生活が回らなくなり、SMART STORAGE!のオーガナイズサービスを受けたんです。そのおかげで暮らしを立て直すことができ、私自身も本格的に勉強を始めました」。
小学校1年生から高校3年生まで、育ち盛りのお子さんを抱える暮らしで、オーガナイジングをいちばんメインに考えたのはキッチンだった。今回は、森下さんのキッチンとダイニングまわりの収納についてご紹介する。
「生活が回らなくなり、SMART STORAGE!のオーガナイズサービスを受けたんです。そのおかげで暮らしを立て直すことができ、私自身も本格的に勉強を始めました」。
小学校1年生から高校3年生まで、育ち盛りのお子さんを抱える暮らしで、オーガナイジングをいちばんメインに考えたのはキッチンだった。今回は、森下さんのキッチンとダイニングまわりの収納についてご紹介する。
“見える化”で無駄なく使い回す
「家族の食事時間がバラバラなのと、高校生の子どもが夜食を食べたりするので、キッチンに立つことが多いんです。私がラクになれるように、というのがテーマですね」。
森下さんが考えたのは、できるだけセルフサービス化すること。
「木のトレーを人数分スタンバイし、帰ってきた人からご飯やおかずを盛りつけて食べてもらう、学食方式にしています(笑)」。
お子さんが自分で食べる夜食、間食用の食材は、上から見てすぐに何があるか分かるよう、“見える化”を図っている。
「見えていないと何があるのか忘れてしまいます。賞味期限内に使い切り、無駄なく買い足すためにも見えるようにしておきたいんです」。
食材だけでなく、食器類も持っているものをちゃんと使い回せるように、見える化を実践。
「例えばお重ですが、奥の方にしまっておくと忘れてしまうので、よく使うケーキ皿の横に目に入るように置いています。そうしておくと使う頻度もあがります」。
引っ越しの際、食器類をたくさん処分したそうだが、兼用できるかどうかが選別の基準だった。
「タッパーはやめました。ガラスの耐熱器の方が便利なんです。食材を入れた耐熱器を冷蔵庫から出して電子レンジで温め、そのまま食卓に出してしまっています。使い回せるものを選びたいですね」。
洗いものの多い、6人家族ならではの工夫といえそう。
森下さんが考えたのは、できるだけセルフサービス化すること。
「木のトレーを人数分スタンバイし、帰ってきた人からご飯やおかずを盛りつけて食べてもらう、学食方式にしています(笑)」。
お子さんが自分で食べる夜食、間食用の食材は、上から見てすぐに何があるか分かるよう、“見える化”を図っている。
「見えていないと何があるのか忘れてしまいます。賞味期限内に使い切り、無駄なく買い足すためにも見えるようにしておきたいんです」。
食材だけでなく、食器類も持っているものをちゃんと使い回せるように、見える化を実践。
「例えばお重ですが、奥の方にしまっておくと忘れてしまうので、よく使うケーキ皿の横に目に入るように置いています。そうしておくと使う頻度もあがります」。
引っ越しの際、食器類をたくさん処分したそうだが、兼用できるかどうかが選別の基準だった。
「タッパーはやめました。ガラスの耐熱器の方が便利なんです。食材を入れた耐熱器を冷蔵庫から出して電子レンジで温め、そのまま食卓に出してしまっています。使い回せるものを選びたいですね」。
洗いものの多い、6人家族ならではの工夫といえそう。
動きをスムーズにする工夫
「家を建てる際に考えたもののひとつに、コーナーの使い方があります。我が家ではコーナーには扉を設けませんでした」。
コの字型、L字型のキッチンでは、コーナーの中のものが取り出しにくく、使いにくいのが悩み。そこで森下さんはオープンにして棚を片側に、もう片側にはワゴンを入れて引き出せば両側のものを簡単に取り出せるようにした。
「ワゴンの上にはお米ストッカーを置いています。使うとき、いちいちかがんで重たいお米を持ち上げるのが嫌だったんです」。
ストッカーはワゴンに載せた際、キッチン台の下にちょうど収まるものを探したそう。
「コンロまわりには調理に使うものを収納しています。楽がいいと言っても調理器具を出しっ放しにするのは嫌なので、容器にまとめて入れて引出しに収納し、使うときは容器ごと取り出します」。
ゴミ箱は、使いやすい位置に常にスタンバイ。
「子どもたちがたくさんゴミを出すので、ゴミ箱も学食形式なんです(笑)。燃えるゴミ、資源ゴミなどのステッカーを貼ったゴミ置き場を設けて、各自責任を持って捨ててもらっています」。
ここは2人分あったキッチンカウンターのスツールの場所のひとつ。もうひとつのスツールは、忙しい朝食タイムなどに、それぞれ時間差で利用しているそう。
コの字型、L字型のキッチンでは、コーナーの中のものが取り出しにくく、使いにくいのが悩み。そこで森下さんはオープンにして棚を片側に、もう片側にはワゴンを入れて引き出せば両側のものを簡単に取り出せるようにした。
「ワゴンの上にはお米ストッカーを置いています。使うとき、いちいちかがんで重たいお米を持ち上げるのが嫌だったんです」。
ストッカーはワゴンに載せた際、キッチン台の下にちょうど収まるものを探したそう。
「コンロまわりには調理に使うものを収納しています。楽がいいと言っても調理器具を出しっ放しにするのは嫌なので、容器にまとめて入れて引出しに収納し、使うときは容器ごと取り出します」。
ゴミ箱は、使いやすい位置に常にスタンバイ。
「子どもたちがたくさんゴミを出すので、ゴミ箱も学食形式なんです(笑)。燃えるゴミ、資源ゴミなどのステッカーを貼ったゴミ置き場を設けて、各自責任を持って捨ててもらっています」。
ここは2人分あったキッチンカウンターのスツールの場所のひとつ。もうひとつのスツールは、忙しい朝食タイムなどに、それぞれ時間差で利用しているそう。
動作も備蓄も無駄のないダイニング
アイランドのダイニング側下の収納には、ダイニングで使うものを収めている。
「子どもたちやよく集まるママ友たちに、セルフで使ってもらえるよう、カップなどアイテム毎にグループ分けして収納しています」。
文具類などはダイニングのキャビネットに収めているが、アイランドの下にもハサミ、ペン、印鑑などをスタンバイ。
「キッチンにいる時、子どもがサインの必要な学校の書類を持ってくることがあるんです。どこにいてもその場で対応できるように、両方に置いています」。
必要なものを必要な場所に置くことで、無駄な動きをつくらなくて済む。また、アイランド下は、一カ所を備蓄用に活用している。
「災害時の備蓄用という考え方だと、普段使わない場所になってしまうし、賞味期限切れも起こります。何度も失敗を経て辿り着いたのは、ここも定期的に活用すること。我が家ではジップロックに6人分の1食分を入れておき、毎月最後の日曜日に食べることにしています」。
ジップロックには①〜⑫の番号を書き入れ、毎月ひとつずつ消化。使ったら補充するので、非常時には1日3食、4日分の食糧を常に備蓄しておける計算だ。
「子どもたちも非常食の食べ方を確認できるし、ちょっとしたキャンプ気分。私も1食手を抜くことができますし(笑)」。
食材も持ちものも、無駄なく使いこなす工夫を真似したい。
「子どもたちやよく集まるママ友たちに、セルフで使ってもらえるよう、カップなどアイテム毎にグループ分けして収納しています」。
文具類などはダイニングのキャビネットに収めているが、アイランドの下にもハサミ、ペン、印鑑などをスタンバイ。
「キッチンにいる時、子どもがサインの必要な学校の書類を持ってくることがあるんです。どこにいてもその場で対応できるように、両方に置いています」。
必要なものを必要な場所に置くことで、無駄な動きをつくらなくて済む。また、アイランド下は、一カ所を備蓄用に活用している。
「災害時の備蓄用という考え方だと、普段使わない場所になってしまうし、賞味期限切れも起こります。何度も失敗を経て辿り着いたのは、ここも定期的に活用すること。我が家ではジップロックに6人分の1食分を入れておき、毎月最後の日曜日に食べることにしています」。
ジップロックには①〜⑫の番号を書き入れ、毎月ひとつずつ消化。使ったら補充するので、非常時には1日3食、4日分の食糧を常に備蓄しておける計算だ。
「子どもたちも非常食の食べ方を確認できるし、ちょっとしたキャンプ気分。私も1食手を抜くことができますし(笑)」。
食材も持ちものも、無駄なく使いこなす工夫を真似したい。