ライフオーガナイザー®の家仕事 Part2 小さな工夫と実行力で
家時間を心地よく
押し入れ収納をオーガナイズ
築20年の賃貸マンションで、古道具や経年変化が味を出す家具を大切にしながら、心地よく暮らしているライフオーガナイザー®の中山あいこさん。Part2では、2児の子育てと仕事で忙しい毎日を送りながら快適に生活する、その工夫とアイデアを見せていただいた。
引き戸を取り払った東向きの和室では、押し入れを様々に活用。
「クローゼットがないのがこの家の問題なんです(笑)。でも大きな収納家具は置きたくないので、押し入れを最大限活用しています」。
布団はたたんで上段に入れ、それ以外のスペースに収納ケースや木箱を使って、衣類や子どものおもちゃ、本などを収めている。
「服をかけるところもほしいので、押し入れの中に突っ張り棒を渡しました。長いと下に落ちやすいので、短い棒を渡し、たたむとシワになりやすい衣類を掛けています」。
横方向ではなく、奥行きを利用して突っ張り棒を短く渡すことで、安定感を。枕棚の下にも小さい棒をもう1本渡しているところがポイントだ。
「手前にはジャケットやボトムスなどの大きめのものを、奥の枕棚の下にはスカーフや丈の短いカーディガンをかけています」。
収納ケースの引出しの中も、細かく分けるのが、ごちゃつきを防ぐコツ。あいこさんはここで、無印良品などの紙袋を活用して小仕切りにしている。
「紙袋は色んな大きさがあるし、ちょうどいい高さに折り曲げて使えたりするので、都合がいいんです。捨てるはずのものを有効活用できるのもうれしいですね」。
棚板を増設して容量アップ
もう1カ所、中山家で大事な役目を担っているのが、廊下にある収納庫。IKEAのボックスがズラリと並んだ6段の棚は、あいこさんが増設したものだそう。
「もともとの棚は2段だったので、ボックスを少ししか置けませんでした。そこで、ホームセンターで棚板と棚板を支える支柱を買ってきて取り付けました」。
これは釘を打ったり、接着剤で留めたりしなくても、縦横の材で支え合うことで自立してくれるすぐれもの。
「棚板を増やし、デッドスペースをなくしました。生活まわりの小物をジャンル別に分けてボックスに入れています。家族にも分かりやすいように、ボックスにはネームタグを付けました」。
扉裏にはフックを貼りつけて掃除グッズ置き場に。いちばん下の段にはBISLEYのキャビネットの上にプリンターをスタンバイさせている。
「キャビネットの中は、コピー用紙など全てプリンター関係で使うものです。一緒に使うものを一カ所にまとめておくと、無駄な動作が減りますね」。
さらに、重さのあるキャビネット&プリンターを引き出しやすくしようと、平らの板にキャスターをつけて台車を手作りした。
「もともとの棚は2段だったので、ボックスを少ししか置けませんでした。そこで、ホームセンターで棚板と棚板を支える支柱を買ってきて取り付けました」。
これは釘を打ったり、接着剤で留めたりしなくても、縦横の材で支え合うことで自立してくれるすぐれもの。
「棚板を増やし、デッドスペースをなくしました。生活まわりの小物をジャンル別に分けてボックスに入れています。家族にも分かりやすいように、ボックスにはネームタグを付けました」。
扉裏にはフックを貼りつけて掃除グッズ置き場に。いちばん下の段にはBISLEYのキャビネットの上にプリンターをスタンバイさせている。
「キャビネットの中は、コピー用紙など全てプリンター関係で使うものです。一緒に使うものを一カ所にまとめておくと、無駄な動作が減りますね」。
さらに、重さのあるキャビネット&プリンターを引き出しやすくしようと、平らの板にキャスターをつけて台車を手作りした。
ひと手間かけて生活を楽に
動線を短くして無駄な動きを減らすため、パジャマや下着類は家族全員分、洗面所に。
「乾燥機で乾かせる薄手のものは、ここに収納場所があるとベストです。洗う、乾かす、しまうが最短ででき、お風呂あがりも楽です」。
洗剤や化粧品などのストックは洗面台の下を活用。洗剤はお得な大容量を購入して、統一したボトルに詰め替えることですっきりとさせ、スポンジや綿棒などはすべてパッケージから出して、小さなボックスに入れている。こうしたひと手間が、日常の動作をスムーズにする。
「ストックはためこみ過ぎず、見極めて買い足すようにしています。必要なものだけを必要な場所に分かりやすく揃えたら、生活に余裕が生まれました。すると子どもとの時間も増え、家で過ごす何気ない時間をより楽しめるようになりましたね」。
「乾燥機で乾かせる薄手のものは、ここに収納場所があるとベストです。洗う、乾かす、しまうが最短ででき、お風呂あがりも楽です」。
洗剤や化粧品などのストックは洗面台の下を活用。洗剤はお得な大容量を購入して、統一したボトルに詰め替えることですっきりとさせ、スポンジや綿棒などはすべてパッケージから出して、小さなボックスに入れている。こうしたひと手間が、日常の動作をスムーズにする。
「ストックはためこみ過ぎず、見極めて買い足すようにしています。必要なものだけを必要な場所に分かりやすく揃えたら、生活に余裕が生まれました。すると子どもとの時間も増え、家で過ごす何気ない時間をより楽しめるようになりましたね」。