収納スタイリストのルールPart2手間と無駄をカットして
必要なものを適材適所に
乾かした衣類はクローゼットに直行
片づけを通してストレスフリーな生活を提案する、収納スタイリストの吉川永里子さん。Part1ではご自宅のキッチンと、ワークスペースであるカウンターまわりの収納を見せていただいた。Part2では、ご自身や家族の日用品を収めるクローゼットと収納棚を拝見。
「いつか着られると思って服を保管して、なかなか出番がなく、気持ちがモヤモヤするのは嫌なんです。“いつか”と“何か”はこないと思っています(笑)」。
という吉川さんのクローゼットは、すべて現役で活躍させているものばかり、1年分の衣類を揃える。
「新しい服を1枚買ったら、古い服を1枚すぐ捨てることにしていて、常に持っているのは70着前後。夫のものも同じくらいの数をキープしています」。
シーズンものは取り出しやすい位置に、シーズン外のものは奥の方に。衣替えもクローゼットの中だけで済むので面倒がない。
「Tシャツもニットも、ベランダで乾かしたらハンガーごとクローゼットへ運び、そのまま畳まずにかけてしまいます。そうした方が、取り出すときもワンアクションでいいので楽ですよ」。
使用しているのはマワハンガー。幅も形も色々揃っているので、アイテムに合わせて選び、肩をぴったり揃えて干しておけば、伸びを防いでくれるし、アイロン要らず。
「帽子などの小物はデッドスペースを活用し、突っ張り棒を渡して収納をつくりました。シーズン外の小物は棚板の上に。必要なものだけを揃え、すぐに手に取れるようにしておくことが大事ですね」。
家族が守りやすいルールを整える
家族は夫と4人の男の子。忙しい毎日の中で、片づけはそれぞれが自主的に行ってくれるよう自然なルールをつくっている。
「洋服、引出し、フック、すべてのものを人別に分けています。リビングの収納も、1列ずつ自分の使う場所が決まっています」。
自分の収納スペースは自分で管理するのがルール。
「子供達は引出しの中まで親にうるさく言われたくないと思うので、自分の場所に戻せばOKにしています。でも撮影の時などはちゃんと理解していて、きれいに揃えてくれますよ」。
子供部屋には吉川さんがDIYで作った洋服ダンスが。
「5歳くらいの子にも手が届く高さのものが欲しかったので、木の板とバーをカットしてもらい、自分で組み立てました。引出しとして使う収納ケースの大きさも考えて設定しました」。
ワイン箱にもキャスターをつけて、一人一人の日用品入れに。片づけを促す仕組みをつくることが、子供の成長と、吉川さんの忙しい日常を支えている。
「洋服、引出し、フック、すべてのものを人別に分けています。リビングの収納も、1列ずつ自分の使う場所が決まっています」。
自分の収納スペースは自分で管理するのがルール。
「子供達は引出しの中まで親にうるさく言われたくないと思うので、自分の場所に戻せばOKにしています。でも撮影の時などはちゃんと理解していて、きれいに揃えてくれますよ」。
子供部屋には吉川さんがDIYで作った洋服ダンスが。
「5歳くらいの子にも手が届く高さのものが欲しかったので、木の板とバーをカットしてもらい、自分で組み立てました。引出しとして使う収納ケースの大きさも考えて設定しました」。
ワイン箱にもキャスターをつけて、一人一人の日用品入れに。片づけを促す仕組みをつくることが、子供の成長と、吉川さんの忙しい日常を支えている。