整理収納アドバイザーのリノベPart1 リノベーションと同時に考えた
インテリアと両立する収納
暮らしに部屋を合わせたい
整理収納アドバイザーであり、ルームスタイリストでもある岡本あつみさん。5年前に築約40年のマンションを購入しリノベーション。その際、考えたのは「暮らしに部屋を合わせること」だった。動線を考えて収納を工夫し、インテリアも楽しめるように。小、中、高校生の3人のお子さんと夫、5人で暮らす80平米強の3LDKは、ブルックリン風の洗練された雰囲気が漂う。
「NYに住んでいたことがあって、そのときにインテリアに興味をもち始めたんです。収納の勉強はリノベーションがきっかけで始めました。見えない場所は、機能性重視で100円均一商品などを活用してシステマチックに。見える場所は、芸術性重視でインテリアを楽しんでいます」。
「NYに住んでいたことがあって、そのときにインテリアに興味をもち始めたんです。収納の勉強はリノベーションがきっかけで始めました。見えない場所は、機能性重視で100円均一商品などを活用してシステマチックに。見える場所は、芸術性重視でインテリアを楽しんでいます」。
“見せる”と“隠す”を考えたキッチン
リノベーション時には、「どこに何を置くか」を最初にイメージしたそう。まずは、仕切りを取ってオープンにしたキッチンから見せていただいた。
「LDKは広々とさせたかったので、キッチンは仕切らず、背の低いアイランドで緩く分けたいと思いました。ちょうどいい高さのものがなかったのでそれまで使っていた家具を並べています」。
その家具は衣類用だったり、書類棚だったり。
「固定観念に捕われないようにしています(笑)。普通の棚なのですが、スライドできる棚板を取り付けて、炊飯器などが引き出せるようにアレンジしました」。
アイランドと食洗機は、間に立って数cmで食器を移動させられる距離に。特に毎日使う家族用の食器は、食洗機から1歩も動かず収められる位置に置いた棚に入れている。
「使う場所に使うものを置きたいのと収納力の問題で、キッチンパネルにはバーや棚を取り付けてもらいました。ステンレスの調理器具が好きなので、キッチンはシルバー系で統一しています」。
お気に入りの柳宗理など、気分のあがるものは見せる収納で。実用的なものは100 円ショップの小分けケースなどでアイテム毎に分けつつ、引出しの中に収めている。
「LDKは広々とさせたかったので、キッチンは仕切らず、背の低いアイランドで緩く分けたいと思いました。ちょうどいい高さのものがなかったのでそれまで使っていた家具を並べています」。
その家具は衣類用だったり、書類棚だったり。
「固定観念に捕われないようにしています(笑)。普通の棚なのですが、スライドできる棚板を取り付けて、炊飯器などが引き出せるようにアレンジしました」。
アイランドと食洗機は、間に立って数cmで食器を移動させられる距離に。特に毎日使う家族用の食器は、食洗機から1歩も動かず収められる位置に置いた棚に入れている。
「使う場所に使うものを置きたいのと収納力の問題で、キッチンパネルにはバーや棚を取り付けてもらいました。ステンレスの調理器具が好きなので、キッチンはシルバー系で統一しています」。
お気に入りの柳宗理など、気分のあがるものは見せる収納で。実用的なものは100 円ショップの小分けケースなどでアイテム毎に分けつつ、引出しの中に収めている。
整った本棚がLDKのアクセントに
LDKの中で取り分け目を引く本棚。たくさんの愛読書や思い出のグッズなども収めている。
「前に住んでいた人が残していってくれた本棚なんです。夫の本を中心に、私や子どもの本、おもちゃなどをゾーン分けして収めています」。
色が溢れるおもちゃスペースは、タッセルをあしらった手作りのカーテンで目隠し。ひと手間かけることで見た目がぐっと違ってくる。
「横に空きスペースができたので、収納力を高めるためにもDIYで棚板を取り付けました」。
棚板として使った足場板の雰囲気にあわせるため、金属の支えはスプレーで黒く塗装。照明器具のコードなども、空間に合わせて色を変えている。そして、雑誌の表紙を楽しむため、梁の部分にブックシェルフを取り付けた。
「リビングは寛ぐための場所なので、好きなものをどう収めるかを常に考えています。こう暮らしたい、ということをひとつひとつ、収納にも活かしていますね」。
「前に住んでいた人が残していってくれた本棚なんです。夫の本を中心に、私や子どもの本、おもちゃなどをゾーン分けして収めています」。
色が溢れるおもちゃスペースは、タッセルをあしらった手作りのカーテンで目隠し。ひと手間かけることで見た目がぐっと違ってくる。
「横に空きスペースができたので、収納力を高めるためにもDIYで棚板を取り付けました」。
棚板として使った足場板の雰囲気にあわせるため、金属の支えはスプレーで黒く塗装。照明器具のコードなども、空間に合わせて色を変えている。そして、雑誌の表紙を楽しむため、梁の部分にブックシェルフを取り付けた。
「リビングは寛ぐための場所なので、好きなものをどう収めるかを常に考えています。こう暮らしたい、ということをひとつひとつ、収納にも活かしていますね」。