![整理収納アドバイザーの片付けサポートPart1 ストレスなく衣類を管理する クローゼット&チェストの工夫 整理収納アドバイザーの片付けサポートPart1 ストレスなく衣類を管理する クローゼット&チェストの工夫](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213709/220200suz-1000x600.jpg)
整理収納アドバイザーの片付けサポートPart2ストレスなく衣類を管理する
クローゼット&チェストの工夫
ネームタグで洋服を管理
片付けの工夫を楽しむ整理収納アドバイザーのスズキナオコさん。Part1では必要なものだけを使いやすく収めたキッチン&リビング収納を見せていただいた。Part2の今回は家政学部出身で衣料管理士1級、タオルソムリエの資格も持つスズキさんの、クローゼットやチェストなどを拝見。
ベッドルームにあるスズキさん専用のクローゼットはコンパクト。掛けておく洋服はここに1年分を収めている。
「以前はモノを捨てる考えがなかったのですが、1年使わなかったら処分することを何回も繰り返し、整理できるようになりました」。
クローゼットは横に奥行きがあるので、シーズン外のものは奥の方に。シーズンものは取り出しやすい位置に配置。ここで活躍しているのが“衣類インデックス”。
「何が掛かっているのかだいたいは分かりつつも、分かれているとより明確になって探しやすいです。特に、自分でラベルを作った“現場用”のところには、整理収納の片付けの仕事に行くときの服を掛けていますが、黒や紺のパンツ系はお出かけ用と似ていて、紛れてしまうことが多かったんです。これを使ってから取り間違えることがなくなりました」。
上段に収めているバッグも、見やすさを重視。
「ブックエンドを使って立たせていますが、自由に幅を変えられるワイドタイプが役立っています。バッグの大きさに合わせられるので便利です」。
![季節外のものは、右手奥までつながっているスペースに。上段のボックスの中には自立しないバッグを。床上のソフトボックスの中はパジャマ置き場。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213616/220200suz-001.jpg)
季節外のものは、右手奥までつながっているスペースに。上段のボックスの中には自立しないバッグを。床上のソフトボックスの中はパジャマ置き場。
![左手奥のスペースの仕切り壁裏側にはフックを取りつけて、ベルトなどの絡みやすいものを掛けている。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213618/220200suz-002.jpg)
左手奥のスペースの仕切り壁裏側にはフックを取りつけて、ベルトなどの絡みやすいものを掛けている。
![“衣類インデックス”は名古屋在住の整理収納アドバイザーさんが考案したもの。同じカラーの服など、迷いがちな服の仕分けに便利。ラベル付きだが、自分用にネーミングしたラベルを作るとさらに便利。スズキさんは整理収納の仕事に行くときの服を“現場用”とカテゴライズ!](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213621/220200suz-003.jpg)
“衣類インデックス”は名古屋在住の整理収納アドバイザーさんが考案したもの。同じカラーの服など、迷いがちな服の仕分けに便利。ラベル付きだが、自分用にネーミングしたラベルを作るとさらに便利。スズキさんは整理収納の仕事に行くときの服を“現場用”とカテゴライズ!
崩れない衣類の畳み方を実践
クローゼットの入り口脇にあるチェストには、畳んでおく衣類を。どの引出しを開けても驚くほど美しい!
「半袖・長袖のカットソーやニット、パジャマやインナー、タイツやレギンスなどを収めていますが、畳み方にそれぞれコツがあるんです」。
収まりやすく崩れにくい畳み方を実践することで、引出しの中はきれいに整えられるそう。多少動かしても形が変わらないという、その畳み方を教えていただいたので、写真でチェックしてほしい。
「ここに収めているのは、洗濯してから手を通していない衣類です。いちばん下の段に入れているニット類は、いちど着たらハンガーに掛けてクローゼットへと移動させるので、五月雨式に衣替えができます。そして、シーズンが終わってもここにあるということは、着ないもの、という証拠。処分の目安にもなります」。
断捨離にも役立つ仕組みを構築。引出しの中で、衣類の分類分けに用いられているカゴは、動かないようにプチプチ緩衝剤で隙間を固定し、ズレないように。いつ開けてもきっちり収まっているのでストレスがない。
「半袖・長袖のカットソーやニット、パジャマやインナー、タイツやレギンスなどを収めていますが、畳み方にそれぞれコツがあるんです」。
収まりやすく崩れにくい畳み方を実践することで、引出しの中はきれいに整えられるそう。多少動かしても形が変わらないという、その畳み方を教えていただいたので、写真でチェックしてほしい。
「ここに収めているのは、洗濯してから手を通していない衣類です。いちばん下の段に入れているニット類は、いちど着たらハンガーに掛けてクローゼットへと移動させるので、五月雨式に衣替えができます。そして、シーズンが終わってもここにあるということは、着ないもの、という証拠。処分の目安にもなります」。
断捨離にも役立つ仕組みを構築。引出しの中で、衣類の分類分けに用いられているカゴは、動かないようにプチプチ緩衝剤で隙間を固定し、ズレないように。いつ開けてもきっちり収まっているのでストレスがない。
![畳んでおく衣類はこのチェストに。クローゼットの脇にあり、動線もよい。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213623/220200suz-004-700x467.jpg)
畳んでおく衣類はこのチェストに。クローゼットの脇にあり、動線もよい。
![いちばん下の段はシーズンもののニット類。今はほぼクローゼットへと移動しているので空きスペースが多い。ここに残ったものは断捨離の運命に…?](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213626/220200suz-005.jpg)
いちばん下の段はシーズンもののニット類。今はほぼクローゼットへと移動しているので空きスペースが多い。ここに残ったものは断捨離の運命に…?
![カットソーやパジャマ、インナーなどを中段に。カゴは動かないように、隙間に緩衝剤を詰めて固定。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213627/220200suz-006.jpg)
カットソーやパジャマ、インナーなどを中段に。カゴは動かないように、隙間に緩衝剤を詰めて固定。
![アクセサリーやマスク、ハンカチなど外出時に必要なものを上段に。目薬やリップなどは、仕切り板に立てかけられるさらに細かいカゴを使用。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213629/220200suz-007.jpg)
アクセサリーやマスク、ハンカチなど外出時に必要なものを上段に。目薬やリップなどは、仕切り板に立てかけられるさらに細かいカゴを使用。
![きっちりと畳んだ靴下やタイツ、レギンスなどを右側の上段に。靴下は短め〜長めまで、長さ別に収めている。ベッド前なので、就寝時用のマスクも。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213632/220200suz-008.jpg)
きっちりと畳んだ靴下やタイツ、レギンスなどを右側の上段に。靴下は短め〜長めまで、長さ別に収めている。ベッド前なので、就寝時用のマスクも。
![あまり使っていないアクセサリーやボタンなどの小物類を。カゴを使ってアイテム別に細かく分けている。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213634/220200suz-009.jpg)
あまり使っていないアクセサリーやボタンなどの小物類を。カゴを使ってアイテム別に細かく分けている。
![ストールや帽子などは1点ずつ見やすく収納。使用頻度の低い旅行用、リゾート用は下段に。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213638/220200suz-010.jpg)
ストールや帽子などは1点ずつ見やすく収納。使用頻度の低い旅行用、リゾート用は下段に。
![キャミソールの畳み方。まず全体をきれいに広げる。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213641/220200suz-011.jpg)
キャミソールの畳み方。①まず全体をきれいに広げる。
![幅が1/3程度になるように畳む。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213642/220200suz-012.jpg)
②幅が1/3程度になるように畳む。
![上の端を、ひもの先が真ん中にくる辺りで折る。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213644/220200suz-013.jpg)
③上の端を、ひもの先が真ん中にくる辺りで折る。
![下の端も、真ん中辺りにくるように折る。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213646/220200suz-014.jpg)
④下の端も、真ん中辺りにくるように折る。
![真ん中でふたつに折り、裾を胸元部分に入れこむ。引っ張りすぎて伸びないよう注意。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213648/220200suz-015.jpg)
⑤真ん中でふたつに折り、裾を胸元部分に入れこむ。引っ張りすぎて伸びないよう注意。
![靴下の畳み方。まず左右をきれいに重ねる。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213651/220200suz-016.jpg)
靴下の畳み方。①まず左右をきれいに重ねる。
![上から1/3程度のところで折る。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213654/220200suz-017.jpg)
②上から1/3程度のところで折る。
![つま先部分を外側の足首部分に入れ込む。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213656/220200suz-018.jpg)
③つま先部分を外側の足首部分に入れ込む。
家事を楽にするワンポイント
日々のお掃除もなるべく手間を減らせるように、と家中で様々なアイデアを考案し、実践するスズキさん。
「掃除道具はいちいち別の場所に取りに行かなくていいよう、適材適所を考えています」。
トイレでは、トイレ掃除に必要なものをどう収めるかを工夫。床掃除の際、動かすのが面倒なブラシは、キャスター付きのボックスに入れて楽々移動。洗面下のあまり容量のないスペースには、突っ張り棒やワイヤーネットボードを活用して、収納力を高めている。
「バスルームの扉のバーにかけておいたバスマットが、ずり落ちやすいのが気になっていました。そこでハンガーにかけたら片手で簡単にできるし、乾かしやすくて重宝しています」。
色々な工夫を楽しみつつ、プチストレスも解消。まだまだアイデアが広がりそうだ。
「掃除道具はいちいち別の場所に取りに行かなくていいよう、適材適所を考えています」。
トイレでは、トイレ掃除に必要なものをどう収めるかを工夫。床掃除の際、動かすのが面倒なブラシは、キャスター付きのボックスに入れて楽々移動。洗面下のあまり容量のないスペースには、突っ張り棒やワイヤーネットボードを活用して、収納力を高めている。
「バスルームの扉のバーにかけておいたバスマットが、ずり落ちやすいのが気になっていました。そこでハンガーにかけたら片手で簡単にできるし、乾かしやすくて重宝しています」。
色々な工夫を楽しみつつ、プチストレスも解消。まだまだアイデアが広がりそうだ。
![突っ張り棒やワイヤーネットボードを使って、狭いスペースを最大限に活用。トイレ&洗面の掃除グッズを収納。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213659/220200suz-019.jpg)
突っ張り棒やワイヤーネットボードを使って、狭いスペースを最大限に活用。トイレ&洗面の掃除グッズを収納。
![キャスターを取り付けたファイルボックスにトイレブラシなどを。使うときも床掃除のときもさっと引き出せて便利。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213701/220200suz-020.jpg)
キャスターを取り付けたファイルボックスにトイレブラシなどを。使うときも床掃除のときもさっと引き出せて便利。
![無印良品のハンガーにバスマットを掛けて。ハンガーをつけたまま使用するのがポイント。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213705/220200suz-021.jpg)
無印良品のハンガーにバスマットを掛けて。ハンガーをつけたまま使用するのがポイント。
![片付けきれいサポート・スズキナオコさん。整理収納サービスのパイオニア的企業に8年勤務の後、独立。ディノスオンラインなどに収納コラムを連載中。](https://img.tokosie.jp/2021/12/22213707/220200suz-022.jpg)