7〜8割を意識する余白収納Part1今使うモノだけを揃えて
モノのための家から人のための家へ
余白から生まれる心のゆとり
「我が家の整理収納は“狭い”がスタートでした」という、整理収納アドバイザーの清水幸子さん。
「娘が生まれて双方の親から色々なプレゼントをもらい、どう収めるかを考えたのが、整理収納に興味を持つきっかけでした」。
以前暮らしていた90㎡以上の3LDKから、現在は55.5㎡の2LDKに。よりコンパクトになったが、これまで暮らした家の中で最も使いやすく、いちばん楽しく過ごせているのだそうだ。
「たくさんのモノを手放しましたが、本当に必要なモノだけを揃えることで、“モノのための家から人のための家”に変えることができました。不要なモノの代わりに、家族のための空間と観葉植物など癒しアイテムが増え、心のゆとりを感じつつ暮らせるようになりました」。
収納スペースも決して豊富とは言えない住空間。その中でいちばん容量が多く、清水家の“メイン収納”と決めて活用している押し入れから見せていただいた。
「娘が生まれて双方の親から色々なプレゼントをもらい、どう収めるかを考えたのが、整理収納に興味を持つきっかけでした」。
以前暮らしていた90㎡以上の3LDKから、現在は55.5㎡の2LDKに。よりコンパクトになったが、これまで暮らした家の中で最も使いやすく、いちばん楽しく過ごせているのだそうだ。
「たくさんのモノを手放しましたが、本当に必要なモノだけを揃えることで、“モノのための家から人のための家”に変えることができました。不要なモノの代わりに、家族のための空間と観葉植物など癒しアイテムが増え、心のゆとりを感じつつ暮らせるようになりました」。
収納スペースも決して豊富とは言えない住空間。その中でいちばん容量が多く、清水家の“メイン収納”と決めて活用している押し入れから見せていただいた。
オフィス化を図ったメイン収納
「大きな収納場所はここだけなので、フルに活用しています。中学生の娘のモノは、今は子ども部屋に移動させ、夫とふたり分の衣類や寝具、家族共有の文房具などを収めています」。
無印良品の衣装ケースや、オープンラックを活用してゾーニングして収納。衣装ケースやボックスなどにはラベリングし、収納バッグにもネームタグを付けている。
「ラベリングは本当に大事です。モノの位置を家族にも把握してもらい、使ったら元に戻してもらうことで、私もとても楽になりました」。
人別に収めているモノは色分けしたラベルを。こうすることで誰のモノかがひと目で分かる。
「ラベルに加えて役に立っているのがナンバリングです。モノの定位置が決まるので、格段に片付けやすくなります」。
これは、定位置管理の重要性を学んだ、幸子さんの銀行員時代の経験から生まれたアイデアだそう。オープンラックのファイルは、“取扱い説明書”、“セミナー資料”などのラベリングとともに、1つ1つナンバリングされている。
「自分が把握するだけでなく、外出先で必要なデータがあったとき、何番の○○の書類を見て」など、家族に指示が出しやすくなるんです」。
家族共有の文房具を収めた衣装ケースの引き出し内も、分かりやすいように工夫。
「いちばん役立っているのは、病院グッズセット。ファスナー付きのソフトビニールケースに、保険証や診察券などを家族別にひとまとめにしています。ファスナー部分の色で誰のモノかも一目瞭然なので、緊急時に私がいなくても安心です。収納のポイントは、考える時間をなくして効率化を図ること。私は我が家も小さなオフィスだと思っています」。
無印良品の衣装ケースや、オープンラックを活用してゾーニングして収納。衣装ケースやボックスなどにはラベリングし、収納バッグにもネームタグを付けている。
「ラベリングは本当に大事です。モノの位置を家族にも把握してもらい、使ったら元に戻してもらうことで、私もとても楽になりました」。
人別に収めているモノは色分けしたラベルを。こうすることで誰のモノかがひと目で分かる。
「ラベルに加えて役に立っているのがナンバリングです。モノの定位置が決まるので、格段に片付けやすくなります」。
これは、定位置管理の重要性を学んだ、幸子さんの銀行員時代の経験から生まれたアイデアだそう。オープンラックのファイルは、“取扱い説明書”、“セミナー資料”などのラベリングとともに、1つ1つナンバリングされている。
「自分が把握するだけでなく、外出先で必要なデータがあったとき、何番の○○の書類を見て」など、家族に指示が出しやすくなるんです」。
家族共有の文房具を収めた衣装ケースの引き出し内も、分かりやすいように工夫。
「いちばん役立っているのは、病院グッズセット。ファスナー付きのソフトビニールケースに、保険証や診察券などを家族別にひとまとめにしています。ファスナー部分の色で誰のモノかも一目瞭然なので、緊急時に私がいなくても安心です。収納のポイントは、考える時間をなくして効率化を図ること。私は我が家も小さなオフィスだと思っています」。
詰め込まないシューズクローゼット
家の顔ともいえる玄関。清水邸では、玄関たたきに出しっ放しにしているモノがないうえ、シューズクローゼットを開いても余白があり、すっきりとして清潔感が感じられる。
「収めるモノは7〜8割にして“余白収納”を心がけています。靴や傘なども、全て使うモノだけを揃えています」。
折り畳み以外の傘は家族それぞれに1本、プラス予備に1本だけ。突っ張り棒をうまく活用し、余白を残しつつ収納力を高めている。
「突っ張り棒は2〜3本組み合わせて棚をつくるなど工夫を施し、我が家の色々な場所で活用しています。他にシューズクローゼットで愛用しているのはシューズストッカー。空間を有効的に使えるんです」。
小物を活用して収納力を高め、便利に暮らすアイデアがあちこちに。Part2ではキッチンや水廻りの収納テクニックを公開する。
「収めるモノは7〜8割にして“余白収納”を心がけています。靴や傘なども、全て使うモノだけを揃えています」。
折り畳み以外の傘は家族それぞれに1本、プラス予備に1本だけ。突っ張り棒をうまく活用し、余白を残しつつ収納力を高めている。
「突っ張り棒は2〜3本組み合わせて棚をつくるなど工夫を施し、我が家の色々な場所で活用しています。他にシューズクローゼットで愛用しているのはシューズストッカー。空間を有効的に使えるんです」。
小物を活用して収納力を高め、便利に暮らすアイデアがあちこちに。Part2ではキッチンや水廻りの収納テクニックを公開する。